歌詞

物干し竿になった木刀

垂れたカーテン越しに見ていた

憂鬱さもう一生、逃げている

そうずっと

このままじゃもう一切、日々を愛せないよ

五月雨さ　もう一歩

踏み出せばそう、きっと

傘もいらないくらい日々を愛せるかな

誰の人生のエンドロールにもいないような

自分を愛したいよ

吹き抜ける風に僕は打たれてゆく、打たれてゆく

夕日が垂れ左手が冷えてゆく、冷えてゆく

東風もう一層

吹き出せばそう、きっと

お気に入りの白いシャツも乾くかな

寒空に残った曖昧な意味の言葉で

冷めない日々が欲しい

このまま金輪際

嘘は吐かないとか

そんなこともう何回

繰り返しているんだよ

寒空に残った曖昧な意味の言葉で

冷めない日々が欲しいけど

未だに蒙昧に

もういらないよ、不幸は

縒れたカセットテープ巻き戻せないように

くだらない人生のエンドロールを待つだけ

それだけの生活さ