歌詞

冷たい石壁に 囲まれたこの部屋

閉ざされた扉は 夢すらも奪っていく

祈るように 手を伸ばした

誰か 私を見つけて

光に焦がれ 叫び続けた

夢見た明日はどこへ消えた？

届かぬ声に 震える指先

それでも 私は待ってる…

迎えに来て この城の奥へ

勇敢な瞳で 私を救い出して

でも知らないでしょう？

この鎖が解かれた時

全てが変わることを…

足音が響いた 心がざわめいた

扉の向こうには 誰が立っているの？

運命のように 手を伸ばせば

壊れる 世界のバランス

「助けに来たよ」 震えた声が

愚かにも美しくて

でもね、気づいた？ ここは檻じゃない

私は ここで待ってた

絶望へようこそ 最後のステージへ

崩れゆく城の中 私が玉座に立つ

あなたは気づかぬまま

英雄の運命に

引かれた剣も届かない

目を開けて さあ見せてあげる

私はもう姫じゃない

運命を欺き 闇に生まれた

この世界の ラスボス だと

さあ、跪いて ここが終わりの場所

紅く染まる月の下 私がすべてを統べる

もう戻れはしない

さあ剣を構えて

運命の幕が開く…

（囚われの姫）

（そんな幻想は）

（もう 終わりよ…）