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歌詞

So long dad

清水一平

とぼとぼと夕闇の中から いつも現れる見慣れた丸い背中

母さんがいなくなってから あなたは夢を本棚のしまいこんで

貧乏がいつもそばにいても 自由な心あなたのもの

若いころの話聞かせて 今はもう知りようもないけれど

SO LONG DAD  家々の灯りいつも羨ましくて

ずっと待ってたんだよ 子供の頃は

ずっと世間を見なくなってた あなたをいつも

僕は歯がゆく 思っていたんだ

初めてデモに行くと言ったとき 黙って笑いかけながら

お前はもう大人だと 目の奥でそう喜んでた

SO LONG DAD 街の向こうに かすむ灯り眩しくて

家を飛び出して 走ったあの冬

もう随分と 会わなかったけれど

父さんはいつも 胸の奥のひとかけら

あなたのくれたギターで 自由の唄歌うとき

ずっとずっと長い間 僕は彷徨っていたんだ

SO LONG DAD アパートの片隅荷物を降ろして

身軽に微笑むあなたを はじめて見たよ

残った本のページから 微かな夢こぼれても

拾い上げる者はいない もうさよならを言ったから

SO LONG DAD あなたは本当に解き放たれたんだと

そう感じたあの時 白い病室の朝

いつか僕が死んだら ただ黙ってうなずいて

並んでユックリと歩こう 顔を上げて見るのは

さらに果てしない 遠くさ

SO LONG DAD・・・・・・・・

  • 作詞

    清水一平

  • 作曲

    清水一平

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アーティスト情報

  • 清水一平

    日本のロックの草創期1972~74年、関西で活躍した貧°苦巣 でEG、コーラスを担当。 解散後はいろいろなバンドやレコーディングでもEGを弾く。 81年~93年までシンガーソングライター金森幸介& the mellow に参加、AG、コーラス担当。 94年頃よりオリジナル曲を作り始め、友人たちとフッテワイターズを結成。ライヴハウス等で活動、阪神大震災では避難所等でも演奏する。 子育て等の中断を経て現在72歳、妻と高校生の娘がいます。日々、目をしょぼつかせながらPCに向かい、 楽曲を制作しております。

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