歌詞

描いた景色が

変わっていくのを

黙って見ていた

この船から

それでも辿り着くはず

見込みの有り無しで

舵を切っていたら

この海は見れなかった

頼りない帆に

ぶつかる風にふらついて

奇をてらう歌も

異端ぶった目付きも

遠回しな愛も

空回った優しさも

今なら分かるよ

そうかもしれないって

頼りない帆に

全部受け止めたら

船はいつか

辿り着くはず

目先の損得で

舵を切ってしまった

波は泡になって

風は逃げて行った

見渡す限り

似たような船ばっか

遠くに見える小さな影は

先を行く船か噂の楽園か

進むべき道の地図を探してたけど

船に乗り海に飛び出してしまった

奇をてらう歌も

異端ぶった目付きも

遠回しな愛も

空回った優しさも

今なら分かるよ

そうかもしれないって

頼りない帆に

全部受け止めたら

敷かれたレールも作られたゴールも

よく出来た二択の例え話も

小さな世界の過ぎ去りし栄光も

今ならこう言うよ

もういいよでもありがとうって