

歌詞
落陽
弓絃, 可不
からり、からから、啼かねど烏
帰らぬ人は、いずこにか
はらり、はらはら、舞い散る花よ
戻らぬ日々は、いずこにか
瞳にとけた茜、鮮やかに
明日じゃなくて、明後日でもなくて
昨日がくるのを、ずっと待っている
いつの日か貴方に、この手をひかれて
眺めた夕陽が、今日も消えぬまま
ずっと消えぬまま
長く傾く、夕凪の影よ
姿形を、似せてくれるな
浅き夢見し、浮世の花よ
醒めぬ夢なら、醒めずとも
霞を掴んで、霧を飲み込んで
朧ななにかを、ずっと探している
言葉じゃなくて、記憶でもなくて
わたしに息づく、貴方はここにいる
いまもここにいる
愛を知らぬまま、
かなしき哀を知るらむ
紡ぐ言の葉、散りぬるを
風よ吹けよ吹け、
どこまでも、どこまでも
思い出ひとつ、攫ってゆけ
明日じゃなくて、明後日でもなくて
昨日がくるのを、ずっと待っている
言葉じゃなくて、記憶でもなくて
わたしに息づく、貴方はここにいる
ずっとここにいる
- 作詞者
弓絃
- 作曲者
弓絃
- プロデューサー
弓絃
- ボーカル
可不
- ソングライター
弓絃

弓絃, 可不 の“落陽”を
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