歌詞

水槽の水面に映る景色は

私には輝いて見えていたの

ひときわ綺麗に映るひかりに

目をそらしたままで落ちてゆくの

煮詰まるようなこの世界の中

生まれてきたこんな私は

言の葉を探して今日も歩き続けるの

この鼓動にも意味がありますように

きっと周りの色に染まってみても

虹色にはなれないまま

7色に輝けないから

5色のドレスで飾った

ずっと聞いてたコードにのせて

こんな私はいかがですか

深い海の底で迷っていた

こんな日々も深い蒼に溶けて

バイバイバイバイ

遠くからただ見つめていたんだ

沈んでゆく私の速度で

輝く世界でただ息をしたくて

あんな日々は淡い白に

照らされてゆくんだ

濁った水音と混じった

この鼓動はただ続いてゆく

いつものように流れていく時と

この世界のなか

誰にもなれないまま

きっと夜明けみたいな輝きさえも

あの花火のようなきらめきも

青色の中で刻む時間も

ずっと覚えてるから

深い海の底に迷い込んだ

蛍のようなひかりさえも

沈んでしまうの

輝きに照らされなくても

届けたい気持ちの先へ

その時世界は瞬くあいだに

鮮やかにもきらやかにも

表せないほど

色づいて水音と混じった

この鼓動はまだ加速していく

あの時の一秒でさえ

意味を持ってゆく

そう気づいた