VEC-359:琥珀の檻と二つの周波数 (feat. YOSHINARI)のジャケット写真

歌詞

VEC-359:琥珀の檻と二つの周波数 (feat. YOSHINARI)

しおの, 光闇居士

午前二時 点滅するモニターの青い光

ターミナルに流れる 偽装されたログの羅列

カメラの死角(ブラインド・スポット) 完璧なアルゴリズム

僕はただ 冷静にエラーを弾き出すだけ

翔太の疑念も 父親の威圧も

コードの一行で すべて書き換えられるはずだった

だけど 網膜に焼き付いた

青緑色の痣が 理性をショートさせる

論理の壁を溶かしていく

君のジャスミンと 劇薬の匂い

雨に濡れた細い肩 結露した硝子の密室

ベルベットの奥底へ 僕を誘い込む体温

触れてはいけない 友人の母というタブー

それでも君の濡れた粘膜の奥深くで

僕は進んで 毒(VEC-359)を飲み干した

ああ もう この檻から抜け出せない

現場の血痕 乾燥までにかかるタイムラグ

矛盾する証言 偽造された現場のディテール

誰が誰をハッキングしているのか

僕は君の使い捨てのナイフなのか?

計算式は狂い 答えはエラーを吐き続ける

引き返せない朝が 僕のすべてを嘲笑う

それでも 鼓膜にへばりつく

君の甘い喘ぎ声が 僕を狂わせる

「あなたがやって」と 囁く唇

その狂気に 僕は跪く

血塗られたプラチナの冷たさと 君の肌の熱

すべてを上書きする 狂おしいほどの口づけ

罪も 嘘も 友への裏切りさえも

君の奥底で果てる快楽の前に 消え去っていく

悪魔でいい 共犯者でいい

この身が滅びるまで 君を抱きしめる

冷徹なロジックが 警告音(アラート)を鳴らす

「逃げろ、ここは地獄だ」と

だけど 下腹部で燃える黒い欲望が

君の体液の味を求めて 叫んでいる

狂っているのは 世界か 僕か

琥珀の檻の中 降り続く雨

君と僕だけの 静かなる共犯

VEC-359……

永遠に溶けない 劇薬のキス

  • 作詞者

    しおの

  • 作曲者

    しおの

  • プロデューサー

    光闇居士

  • ボーカル

    YOSHINARI

VEC-359:琥珀の檻と二つの周波数 (feat. YOSHINARI)のジャケット写真

しおの, 光闇居士 の“VEC-359:琥珀の檻と二つの周波数 (feat. YOSHINARI)”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    VEC-359:琥珀の檻と二つの周波数 (feat. YOSHINARI)

    しおの, 光闇居士

論理(アルゴリズム)は、たった一滴の猛毒で崩壊する。

光闇居士が贈る緻密なディテールと五感を凌駕する官能描写で読者を狂気へ誘うサイコロジカル・ノワール『VEC-359:琥珀の檻と静かなる共犯』。その圧倒的な世界観を、二つの異なる周波数で聴覚に突き刺す劇中インスパイア楽曲が解禁。

https://kakuyomu.jp/works/2912051606310972943

序盤は、情報工学を専攻する「僕」の冷徹な視点を刻む、90年代的で洗練されたシンセポップ。しかし、彼女の「体温」に触れた瞬間――楽曲は湿度を帯び、底知れぬ狂気と肉欲が渦巻くダークバラードへとシームレスに変貌を遂げる。

友人の母というタブー。結露したアウディの密室。そして、痕跡を残さない劇薬『VEC-359』。
冷たいデジタルビートと、狂おしいアコースティックの狭間で、あなたはどちらの現実に囚われるのか。

「さあ、琥珀の檻で、完璧な共犯者になろう」

アーティスト情報

Twilight Master

"