

貰ったブラックスター
マチネならそれでよかった
すぐ飲み込んだ
Rx は無視したまま
ピーエムからAM
何も変わらないから永遠
兎もミツバチと
夏めいて舞ったなら永遠
萌え始める南天
名無し指 未だ暗転
クライマックスまでリメイク
する間も無く
あなたまたフラッシュバック
悴んでいる手 握って
「いつかまた逢おう。」って言って
涙が溶かした2人の secret
Saturday night in snow way
雪化粧にシルエット
浮かぶベリスの花いけ
Dear
Eclipse night in marine-bay
月にシリウスの遠吠え
「サヨナラ」乗せた方舟
Dear
Saturday night in snow way
メトロポリスを訪れて
夢見月に別れ告げる
Dear
Eclipse night in marine-bay
ピンキーにリボンを結って
青い星泳ぐパイシーズ
Dear
- 作詞者
Kixam
- 作曲者
Kixam

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ストリーミング / ダウンロード
表題「Please, hide your the ink」の通り、何もかもがタトゥーの様に半永久的に残り顕になる、光の時代にフォーカスして創出された本作は、プライベートに迫った作品になっている。自身が混沌とした今世上に落ちてきた理由、ルーツやバックグラウンドを顧みることで本性に寄り添った制作が行われた。またサウンドメイクに関しては前作「Mr. Whiny」よりもミニマルでデリケート。ミックスダウンはダイナミクスを重点にセルフエディットされた。旋律は軽くスムーズで浮遊感があるが、無駄のない引き算の美学が底にある。Kixamの意向でリスナーがそれぞれで咀嚼して、オルタネイティブなインフルエンスをして欲しいためリリックに関しては語られないが、「みんな、もう少しだけ自分自心を大切にしてほしいな」とだけ伝えてくれた。収録された全5曲は短編ながらも、嗜好のある楽曲に仕上がっている。
アーティスト情報
Kixam
Kixam(キザム)は1999年生まれのシンガーソングライター/音楽プロデューサー/サウンドエンジニア。ジャンルレスでミニマルなトラックメイクが特徴的だが、雨上がりの葉身の様にウェットで物憂げな音像もまた彼の魅力だ。それに加えて、棘のないアンニュイなボーカルとコンテンポラリー且つ情緒的なメロディーラインが持ち味で、シシーで趣向を凝らした幻想的なリリックは、サッドなサウンドと必然的に調和する。そしてこれまでにリリースされたいずれの楽曲も、プロデュースからパッケージングに至るまで全ての工程を自身で行っている。そのためアーティスト独自の感性が色濃く反映された、純度の高い作品を創出することを可能にしている。またこのマルチなスキルを他のアーティストにも共有するべく、Atelier the Snep(アトリエ ザ スネップ)名義でインディーズレーベルを設立し、楽曲提供やサウンドエンジニアとしての活動も行っている。
Kixamの他のリリース
Atelier the Snep