Rainy Citypopping shower Front Cover

Lyric

mizubae

Frogman

ふれあう滴 街灯を裂き

軋むアスファルト 息継ぎを待つ

信号が滲む ビルの隙間で

濡れた足音孤独を測っている

傘の骨が 風をたぐり寄せ

見えない空の輪郭をなぞった

耳に残る テールランプのノイズ

鼓動に溶けたら 夜は水面へ

ほら 揺れている 湿度のリズム

追い越す記憶 雨粒でモザイク

手のひらに淡く咲く 反射の灯り

「まだ帰れない」

胸の中で傘を閉じた

ラジオが告げた 明日の曇天

約束はまた 伏線のままで

路面電車が 軌跡を描けば

滲むネオンが 魚眼で泳ぎ出す

視界と夢の フォーカス外して

心象風景波形聴いて刻む

いま 溢れている 静寂(しじま)のシグナル

濁った鏡に 未来をリフレイン

肺の奥で揺れた 未明のサイレン

「まだ終われない」

雫ごと歌にした

「濡れない場所なんて ないさ」

「じゃあ 濡れながら踊ろうか」

ディレイが重ねる 曖昧な同意

ほら 染み込んでく 湿度のリズム

止まった時計を 雨音で回す

手のひらで芽吹いた 夜明けのソーダ

「もう怖くない」

傘を捨てて走り出す

最後の雫 頬を滑り

湿った世界が 一瞬 透明になる

――次の季節へ 呼吸を合わせて

  • Lyricist

    Frogman

  • Composer

    Frogman

  • Producer

    Frogman

  • Vocals

    Frogman

Rainy Citypopping shower Front Cover

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    Frogman

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    mizubae

    Frogman

  • 3

    The end credits roll as it pours with rain

    Frogman

  • 4

    synchronized raindrops

    Frogman

  • 5

    Rain, open up for you

    Frogman

Artist Profile

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