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歌詞

朝顔

口無有紀

まだカーテンは開けないで

忙しない朝が来るじゃない

カナリヤの鳴く声も

まだ聴きたくはないの

外は雨で、私はにわか

興醒めいた　蜜蜂が死んでる

何処にもない　誰にもない

あなただけ　ここで生きるの

心の奥深く　切ない歌が染み込んでく

そのままどうか　いくつもの空いた　隙間満たして

まだカーテンは開けないで

忙しない朝が来るじゃない

カナリヤの鳴く声も

まだ聴きたくはないの

懐かしいその声は

聴けないと知っているのに

分かってても身体は

苦しくて　儚んでみせるの

涙の奥深く　あなたの顔が映り込んで

お願いどうか　私の全てから消え去って

まだカーテンは開けないで

忙しない朝が来るじゃない

カナリヤの鳴く声も

まだ聴きたくはないの

窓の外　朝顔の

花弁が散る前に

窶れたい　あなたの

その腕の中で

  • 作詞

    口無有紀

  • 作曲

    口無有紀

  • レコーディングエンジニア

    yuita

  • ミキシングエンジニア

    yuita

  • マスタリングエンジニア

    yuita

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rhythm 0

口無有紀

ー "At 17 I committed suicide"

17歳の私は今、存在していなかったかもしれない。今生きているのかもわからない、あの人がいなければ。ー


口無有紀1st Albumとなる本作は、そのほとんどが10代の頃に書いた歌詞であり、自身の体験に基づいている。命を繋ぎ止めてくれた恩人への想いを綴った「朝顔」をはじめ、一人の少女の幼少期から10代最後の日、そして今に至るまでの人生を生々しく描いた作品。

大人になる前の1番繊細で尖ったこの感性を、いつまでも忘れて欲しくない。そんな彼女の思いが込められている。

アーティスト情報

ASV MUSIC RECORDS

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