瞬きのジャケット写真

歌詞

バイユアサイド

FiSHBORN

自転車で駆ける街の匂い

まだあの空の色も残っているんだ

真夜中の自販機の光 缶チューハイの苦さ

君の手の温度で色づいたすべて

季節が過ぎることを知らないまま

僕は君になにかしてあげられたかな

どうか、どうか、このままこんな夜が

君を攫っていきませんように

僕は君の神様にはなれない

代わりにギターを握って歌ってあげるよ

君だけに 君だけに 君だけのために

誰にも聴こえない小さな声で

ここにしかないラブソングを

だから目を見ていてよ

季節はきっと僕らを目隠しして

遣る瀬無かったあの日々を責め立てるだろう

どうか、どうか、いつしかこんな夜を

愛せる僕らになれますように

僕は君の神様にはなれない

代わりに左手を握って言ってあげるよ

君だけに 君だけに 君だけのために

誰のものでもない僕の言葉で

君はたしかにここにいるってさ

だからまだ離さないでいて

許せないこと、今は許さなくていい

僕は君の神様じゃなくていい

こんな夜に 君のこんな夜の

一番近くにいられるのなら

  • 作詞

    前田小春

  • 作曲

    前田小春

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