歌詞

静かに響く時計の音

君がいない世界が動き出す

遠ざかる君の背中を見て

僕はただ、さよならを呟く

君が笑った、あの日の午後

消えた影に涙が落ちて

時計の針が戻らないように

僕たちも戻れないままで

最後の言葉、届かない声

いつかの笑顔が霞んでく

「またね」って言葉が重すぎて

さよならが近づいてく

息を吸って、吐き出せないまま

この世界が色を失っていく

止められない運命の道

終わりのページが開かれる

さよならばいばい最終回

もう戻れない、誰も知らない

涙で滲む未来の地図

手を伸ばしても届かない君

さよならばいばい、もう終わりだ

誰もが見たくないラストシーン

繋がっていたはずの手と手も

今はただ、離れていく

君の声が遠く響く夜

記憶の中、夢の中にいる

忘れられない温もりだけが

胸を締め付け、離れないまま

最後のページに書かれた言葉

読むたびに胸が痛むけど

もう一度君に会いたくて

時を戻したくなるんだ

星が消えて、夜が終わる時

僕らの物語も幕を閉じる

二人の未来、描けなかった

でも、君を忘れたくない

さよならばいばい最終回

もう戻れない、振り返らない

夢の中で繋いだ手と手

今は幻、君は遠くて

さよならばいばい、涙の後

消えていくのは僕らの過去

愛しすぎた君の記憶さえ

今はただ、消えていく

止められない終わりの時

君の笑顔が遠ざかるだけ

叫んでも声は届かない

さよならが心に残る

さよならばいばい最終回

何度も願った、もう一度だけ

でも答えは同じなんだろう

君の笑顔が遠ざかる

さよならばいばい、これでおしまい

描けなかった未来の続き

君に伝えたい最後の言葉

それすらも、もう届かない

静かに響く時計の音

夜が明けて、全てが消える

心に残るのは、ただ

さよならばいばい最終回。