This World Riddimのジャケット写真

歌詞

Live My Life

Galiano

思ったら止められない

流れは変えさせない

口より先に

動かす手足

車を流し

探してるmy mind

仲間と馬鹿話

出来る全部 I live my life

I live my life

I love my life

I live my life

Ghetto youth wi have a dream

果てしない空へ

向かうtop of the head go top

火が灯る導火線

Badmindはgo away

揉みくちゃの交差点

抜け出す no Paine no gain

言葉走るボールペン

何もない音の上

生きる術を見つけた

嵐の前の静けさ

可能性に溢れた

分ただ前に進めた

これで食ってくと決めた

もがいてる地べた

同じ釜の飯食べた

仲間とこれに賭けた

思ったら止められない

流れは変えさせない

口より先に

動かす手足

車を流し

探してるmy mind

仲間と馬鹿話

出来る全部 I live my life

I live my life

I love my life

I live my life

Ghetto youth wi have a dream

金で変える数字

溢れ返るコピー

全て描けるstory

乗せるreal music

廻る円の中心

言葉は分身

吸って吐いたcool breeze

君と僕の空気

国で変わる罪

僕は変わらずに

群れと逆の方に

隙間舞う煙

Believe in the beauty

My life the music

疲れて眠り

響く鳥のさえずり

思ったら止められない

流れは変えさせない

口より先に

動かす手足

車を流し

探してるmy mind

仲間と馬鹿話

出来る全部 I live my life

  • 作詞

    Galiano

  • 作曲

    Galiano, DF

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古今東西さまざまな音楽が存在すれど、ダンスホールほど『便乗』の得意なジャンルが未だかつてあっただろうか。
ジャマイカ生まれのこの音楽は、複数のアーティストが同じリディム(※他のジャンルで言うところのインストゥルメンタル)で歌う「ワンウェイ」という独特の文化を生み出した。同じリディムに乗るからこそ、それぞれのアーティストの個性がさらに際立って浮かび上がる。リディムは同じでも、アーティストの感性のフィルターを通すとまったく違う物語が紡ぎあげられる。『この世界』にそんな「化学反応」が生まれるから、ワンウェイアルバムはやめられないのだ。
Drakeの楽曲にPopcaanがフューチャーされるなど、ジャマイカ生まれのダンスホールは、今や「世界のダンスホール」に変わりつつある。それに伴って、Rvssian、Dre.Skull、IzyBeatsなど、ダンスホール畑出身の売れっ子プロデューサーも、枚挙に暇がないほどである。
日本人プロデューサーDFによるリディムは、そんな世界の名だたるプロデューサーと比較してもまったくひけをとらない。またリディムというのは、特定の言語に縛られない分、国境の垣根を越えやすい。彼の作るリディムに、たとえば、あのダンスホールキングのVybz Kartelが乗る日もいつかやってくるかもしれないのだ。
DFによるリディムに彩られた7つの物語。それぞれのアーティストのフレイバーが存分に発揮された内容となっている。アーティスト独自の考え方やアプローチはあれど、『この世界』に対する愛、そして優しい眼差しが向けられているという意味では、通ずる部分が多分にある。切り絵アーティストAyumi Shibataによるジャケットもまた然り。我々を音楽の世界に誘うのは、包み込むような温かみのある彼女の作品である。
また、本作の後には、Hibikilla「この世界 (Remix) feat. Galiano」のリリースが予定されており、まだまだこのリディムの余波は止まりそうもない。とにもかくにも必聴の一作であることは間違いないということをここに記しておく。
text by たかね

アーティスト情報

I-Note Records

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