This World Riddimのジャケット写真

歌詞

Dad

Acemark

RESPECT MY DAD

強く生きる LIKE MY DAD

あの大きな背中 追いかけて走りだす

MI LOVE MY DAD

この心がまだ 繋がってるから

LIKE MY DAD

パパが出てったあの日の夜

綴ったノートの端の方

姿が見えなくても

思い出は胸の奥

見栄張りで我慢強く

優しい光で包み込む

あなたが教えてくれた

本当の強さとは優しさ

最後に握ったその手は

こんなにも暖かいとは

今まで知らなかった

忘れてた 俺は馬鹿野郎だ

あなたがいた部屋

あなたの存在感が

今で何もまだそこに居た

そんな気がしてた

RESPECT MY DAD

強く生きる LIKE MY DAD

あの大きな背中 追いかけて走りだす

MI LOVE MY DAD

この心がまだ 繋がってるから

LIKE MY DAD

何も言わなかった

何も言えなかった

言葉はいらなかった

痛い程に感じていた

少しずつ涙

堪えられるようになった

こうやって男ってやつは

強くなっていくのかな

託された愛の重みや

残された旅の続きを

命の限り楽しむんだ

時間は待っちゃくれないんだ

鏡を見る度にまた

面影を感じるMY DAD

僕はずっとここにいるよ

MI NAH LEF YOU

RESPECT MY DAD

強く生きる LIKE MY DAD

あの大きな背中 追いかけて走りだす

MI LOVE MY DAD

この心がまだ 繋がってるから

LIKE MY DAD

RESPECT MY DAD

I.K.I A-TOWN

  • 作詞

    Acemark

  • 作曲

    Acemark, DF

This World Riddimのジャケット写真

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古今東西さまざまな音楽が存在すれど、ダンスホールほど『便乗』の得意なジャンルが未だかつてあっただろうか。
ジャマイカ生まれのこの音楽は、複数のアーティストが同じリディム(※他のジャンルで言うところのインストゥルメンタル)で歌う「ワンウェイ」という独特の文化を生み出した。同じリディムに乗るからこそ、それぞれのアーティストの個性がさらに際立って浮かび上がる。リディムは同じでも、アーティストの感性のフィルターを通すとまったく違う物語が紡ぎあげられる。『この世界』にそんな「化学反応」が生まれるから、ワンウェイアルバムはやめられないのだ。
Drakeの楽曲にPopcaanがフューチャーされるなど、ジャマイカ生まれのダンスホールは、今や「世界のダンスホール」に変わりつつある。それに伴って、Rvssian、Dre.Skull、IzyBeatsなど、ダンスホール畑出身の売れっ子プロデューサーも、枚挙に暇がないほどである。
日本人プロデューサーDFによるリディムは、そんな世界の名だたるプロデューサーと比較してもまったくひけをとらない。またリディムというのは、特定の言語に縛られない分、国境の垣根を越えやすい。彼の作るリディムに、たとえば、あのダンスホールキングのVybz Kartelが乗る日もいつかやってくるかもしれないのだ。
DFによるリディムに彩られた7つの物語。それぞれのアーティストのフレイバーが存分に発揮された内容となっている。アーティスト独自の考え方やアプローチはあれど、『この世界』に対する愛、そして優しい眼差しが向けられているという意味では、通ずる部分が多分にある。切り絵アーティストAyumi Shibataによるジャケットもまた然り。我々を音楽の世界に誘うのは、包み込むような温かみのある彼女の作品である。
また、本作の後には、Hibikilla「この世界 (Remix) feat. Galiano」のリリースが予定されており、まだまだこのリディムの余波は止まりそうもない。とにもかくにも必聴の一作であることは間違いないということをここに記しておく。
text by たかね

アーティスト情報

  • Acemark

    長崎県壱岐島を拠点に活動するReggae / Dancehall Artist。 2018年ジャマイカ人アーティストMasickaとコラボした楽曲「BUSS DEM HEAD」が世界的にヒット。 2021年現在はメロディアスなフローとメッセージを両立させたスタイルで様々なレーベルから精力的にリリースを継続している。

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I-Note Records

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