This World Riddimのジャケット写真

歌詞

この世界 (feat. Dabo)

Hibikilla

Beautiful world

その潤んだ目に映っているこの世界

残していけるのか

Beautiful world

君の澄んだ瞳に映っているこの世界

守っていけるのか

(Ma baby)

ま新しい命 と

ま新しい気持ち yo

愛す人また一人 wow

五濁悪世へ祈り now

シンプルで事足りる Yes

9 mont muma carry you bwoy

心込めて今I sing

Love is all I bring

Beautiful world

その潤んだ目に映っているこの世界

残していけるのか

Beautiful world

君の澄んだ瞳に映っているこの世界

守っていけるのか

Uh 平成の最後

天から差し込んできたライト

君の産声が響き渡った

かけがいない命が生まれたんだ

ようこそ ここ地球へ

どんな夢みてたのママの子宮で

待ってたよずっと会いたかった

理屈じゃなくスッと愛がわかった

あの日あの時 あの場所で

迎えた二度目のマイバースデイ

アミーゴ 俺がパピート

その眼に映る街は何色

塗り替えちまえ好きなように

さあ 下地は全部任せときな

死ぬまでの間残った時間

作るだけ君の時代の地盤

あの海に山 あの森に川

あの湖に映る星空や

あの丘に吹く澄んだそよ風

残してかなきゃ ああ 君のため

俺の全て差し出す無条件

その笑顔だけでソッコ有頂天

幸せなんだ 君が今ここで生きていること

それこそ

Beautiful world

その潤んだ目に映っているこの世界

残していけるのか

Beautiful world

君の澄んだ瞳に映っているこの世界

守っていけるのか

半径5メートルからグローバル

ミクロとマクロ繋がるフラクタル

君の強さ君の弱さ君の尊さに涙が出る

過去の積み重ね未来じゃ意味ない

未来で変える過去の意味合い

Still day one, 今日が最良の日、最高のgift

Beautiful world

その潤んだ目に映っているこの世界

残していけるのか

Beautiful world

君の澄んだ瞳に映っているこの世界

守っていけるのか

君の好きな歌を歌おう

君の好きな街を歩こう

耳をすませばわだつみの

風が囁いているだろう

Beautiful world

その潤んだ目に映っているこの世界

残していけるのか

Beautiful world

君の澄んだ瞳に映っているこの世界

守っていけるのか

  • 作詞

    Hibikilla, Dabo

  • 作曲

    Hibikilla, DF

This World Riddimのジャケット写真

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古今東西さまざまな音楽が存在すれど、ダンスホールほど『便乗』の得意なジャンルが未だかつてあっただろうか。
ジャマイカ生まれのこの音楽は、複数のアーティストが同じリディム(※他のジャンルで言うところのインストゥルメンタル)で歌う「ワンウェイ」という独特の文化を生み出した。同じリディムに乗るからこそ、それぞれのアーティストの個性がさらに際立って浮かび上がる。リディムは同じでも、アーティストの感性のフィルターを通すとまったく違う物語が紡ぎあげられる。『この世界』にそんな「化学反応」が生まれるから、ワンウェイアルバムはやめられないのだ。
Drakeの楽曲にPopcaanがフューチャーされるなど、ジャマイカ生まれのダンスホールは、今や「世界のダンスホール」に変わりつつある。それに伴って、Rvssian、Dre.Skull、IzyBeatsなど、ダンスホール畑出身の売れっ子プロデューサーも、枚挙に暇がないほどである。
日本人プロデューサーDFによるリディムは、そんな世界の名だたるプロデューサーと比較してもまったくひけをとらない。またリディムというのは、特定の言語に縛られない分、国境の垣根を越えやすい。彼の作るリディムに、たとえば、あのダンスホールキングのVybz Kartelが乗る日もいつかやってくるかもしれないのだ。
DFによるリディムに彩られた7つの物語。それぞれのアーティストのフレイバーが存分に発揮された内容となっている。アーティスト独自の考え方やアプローチはあれど、『この世界』に対する愛、そして優しい眼差しが向けられているという意味では、通ずる部分が多分にある。切り絵アーティストAyumi Shibataによるジャケットもまた然り。我々を音楽の世界に誘うのは、包み込むような温かみのある彼女の作品である。
また、本作の後には、Hibikilla「この世界 (Remix) feat. Galiano」のリリースが予定されており、まだまだこのリディムの余波は止まりそうもない。とにもかくにも必聴の一作であることは間違いないということをここに記しておく。
text by たかね

過去ランキング

この世界

iTunes Store • レゲエ トップソング • 日本 • 12位 • 2021年6月17日

アーティスト情報

  • Hibikilla

    Hibikillaは北海道江別市出身のreggae/dancehallアーティスト。Papa-Bや三木道三の日本語DeeJayスタイル、さらにBounty KillerやCapletonの強烈な個性に影響を受け音楽活動を開始すると、2004年にリリースした「百烈拳」はサウンドクラッシュシーンのアンセムとなり、7インチ・シングルチャート1位を獲得。 2006年から2009年にかけて「No Problem」、「濃厚民族」、「LIFE」、「BE FREE」の4枚のアルバムをコンスタントにリリース。 2011年には日本語レベルミュージックの新たな代表作と評された「最悪ノ事態」収録の4thアルバム「FREEDOM_BLUES」を発表し、ミュージック・マガジン誌ベストアルバム賞を受賞するなどY2Kレゲエシーンを牽引。その後育児のため活動休止期間を経たものの、2020年「この世界 feat. Dabo」でiTunes Storeレゲエチャート1位獲得、さらに「Wha Gwaan Midnight feat. Tach-B and Zukie」ではweb3音楽プラットフォームAudiusで年間再生数レゲエ部門世界一に輝くなどブランクをものともせずシーンに帰還。そして2023年11月、12年ぶりのフルアルバム「KillerTune」をリリース。まさに完全復活を果たしたHibikillaから今後も目が離せない。

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  • Dabo

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I-Note Records

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