歌詞

どうしてそんなに過去を見つめようとする

逃げ出すように辿り着いたこの場所で

何かの為に早く急ぐ事を必要とするものなんて

案外少ないね　でもどうしてさ

時には立ち止まってみればいいかな

痛い、辛い、苦い、嫌いだ、

止めたいななんて思うことは

生きてる事の証でもあるんだ

苦しめど浮世は夢の如し時に儚み涙しても

世界は廻る　知らぬ顔して

だから今行こうその心信じて

「また会おうよどこかで」

そして僕らは別れた

何もなかったように静かな

君のない　朝だった

どんなに厚く、重く、誰もが

従うような辞書でさえも

明日になれば嘘に変わる事もある

情報、理論、精密に

身を委ねながら歩いたりしても

矛盾ばかりがつのる 日々増えて行く

さあ今行こうこの心のままに

真実ほど伝わらない

心見えるほど叶わない

何を捨てても叫んでみても

僕がいた　僕だった

ああ、繰り返すよ　ああ、すべては

無駄なんかじゃない　立ち止まったって

経験は明日を越えて行くから

真実ほど判らない

螺旋を上るけど掴めない

それでも僕らは歩き出す

まだ見ぬ果ての居場所を求め

「また会おうよどこかで」

そして僕らは別れた

嘘じゃなかった　本当にそうだった

一途な君だった

僕だった