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歌詞

傍観癖

ENJU (allen sakamoto)

それは例えば少し曇った四角い窓枠のようなもので

そこからいつも美しいものを映し慈しんだり

汚れたものは安堵する為の餌にする

遠いままでいい 遠いままがいい

どこにも行けないなら僕を遠くにするから

穏やかな陽差し

たわいない愛の間違い探しをしていたい

少し困ってる母の顔見たさに

パンの耳を残す子供 なだらかな午後

起立 礼 着席 画鋲と滲む血

君の中の君が不在になった理由

鬱屈を晴らすセックスは稚拙 のちに偏頭痛

辻褄合わせのカフェ お決まりのラテ

四角の中の美しい世界

そろそろ僕は家に帰ろうか

ひとつ奪われる前に 凛とするふりをしたり

ふたつ手に入れるために 酷くありふれたり

きっと口にすることなんて知れてるけれど

「ねえ消して」

それも得てして

理想に描いた無脊椎の愛

触れずして何かを想いたかった

届いてしまえば致し方ないと畳むしかない

でもしがない痛みで君の目を濁すことはしたくない

終わらないために始めないでいよう

ひとつ奪われる前に 凛とするふりをしたり

ふたつ手に入れるために 酷くありふれたり

きっと口にすることなんて知れてるけれど

「ねえ消して」

それも得てして

  • 作詞

    allen sakamoto

  • 作曲

    allen sakamoto

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