それは例えば少し曇った四角い窓枠のようなもので
そこからいつも美しいものを映し慈しんだり
汚れたものは安堵する為の餌にする
遠いままでいい 遠いままがいい
どこにも行けないなら僕を遠くにするから
穏やかな陽差し
たわいない愛の間違い探しをしていたい
少し困ってる母の顔見たさに
パンの耳を残す子供 なだらかな午後
起立 礼 着席 画鋲と滲む血
君の中の君が不在になった理由
鬱屈を晴らすセックスは稚拙 のちに偏頭痛
辻褄合わせのカフェ お決まりのラテ
四角の中の美しい世界
そろそろ僕は家に帰ろうか
ひとつ奪われる前に 凛とするふりをしたり
ふたつ手に入れるために 酷くありふれたり
きっと口にすることなんて知れてるけれど
「ねえ消して」
それも得てして
理想に描いた無脊椎の愛
触れずして何かを想いたかった
届いてしまえば致し方ないと畳むしかない
でもしがない痛みで君の目を濁すことはしたくない
終わらないために始めないでいよう
ひとつ奪われる前に 凛とするふりをしたり
ふたつ手に入れるために 酷くありふれたり
きっと口にすることなんて知れてるけれど
「ねえ消して」
それも得てして
- 作詞
allen sakamoto
- 作曲
allen sakamoto
ENJU (allen sakamoto) の“傍観癖”を
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傍観癖
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