歌詞

Tu.. 雨の夜に Tu.. 彼女と出会ったんだ

キミとはじめて 知り合ってから かれこれ4年が経つな

今はもう音信不通で消息不明の彼女

色白で細くて どこか生気がなく見えた

他人前ではよく笑うのに ふとしたときに 死んだ魚の目をした

誰にも優しいのに 誰にも興味なんてないんだ

「友達なんていないから」がキミの口癖だった

アンニュイガール

水色のワンピース 夜風になびいて

Tu.. 綺麗だった Tu.. 消えちゃいそうで

アンニュイガール

ほどけちゃった 靴紐もこのままでいいと

Tu.. そう言って Tu.. キミは笑っていた

「この世界では正論よりも嘘が役に立つでしょ。

誰かに期待しても無駄だから綺麗なものだけ眺めていたいな。」

電話越しに聞いてた キミの最後の演説だ

「長生きなんてしないから」がキミの哲学なんだ

アンニュイガール

憂いのある 不安定な バランスのキミが

Tu.. 愛おしくて Tu.. 少し切ないよ

アンニュイガール 潤んでいる キミの景色

いつだって レイニーデイ

Tu.. あの日だって Tu.. 1人で濡れていたんだ

本当は知っていたんだ 雨に濡れたキミの肩が

電話越しキミの ひどく細い声が

震えていたこと 本当は誰よりも

信じていたからこそ 裏切られてしまったこと だから心殺して嘘をついてまで

1人で退屈なふりして生きていたんだ

「日曜の夜 虚無感に呑まれ 月曜の朝 憂鬱に晴れ

また繰り返すの？ 透明な生活 いつからか私が 不透明な存在…

何かを変えたくて 傘も持たずに

飛び出したあの夜

水溜まりに映る夜空が綺麗だった」

キミは

アンニュイガール 雨が降った

アンニュイな 夜は思い出す

Tu.. アンニュイガール Tu.. 星になった少女

アンニュイガール

今にも壊れちゃいそうな 危うさ活かして

Tu.. この世界の Tu.. どこかで憂いでいて

アンニュイガール Tu.. Tu..Tu