歌詞

そうして作者はボクらを

別々の星に放しました

あれから どうだい？

ボクには見えない

キミのその後の物語

交われないあらすじで

最後にボクら 交わした約束

「サヨナラ またいつか出会おう」

宝物ひとつ握りしめて

たどり着いた 物語の終着駅

何もかも無くなって

自由な鳥になったボクは

ひとりぼっち思い返すんだ

こうしてボクらの夢物語は

幕を閉じました

続きを知りたい？

キミには聴こえない

ボクのもうひとつの物語

未来は描けない

絵本の中に 閉じ込めた願いひとつ

「心だけ届いていれば

君の声だって聴こえるんだよ」

優しいお呪いかけた

おとぎ話の中にそっと隠した

ノンフィクション(本当の嘘)

キミにはずっと

幸せでいて欲しいから

晴れの日も曇りの日も

ひとりきりの夜も

キミをいつもそばに感じていたよ

(雨の日も雪の日も誰かの温もりの中にいても

いつかまた聴かせてよ

約束のあの場所で

キミとボクのふたりぼっちの唄)

キミの物語の片隅に

忙しなくめくられてゆくページの隙間に

ボクはいましたか...？

「サヨナラ またいつか出会おう」

宝物ひとつ握りしめて

飛んでゆくよ キミのいる世界へ

たったひとつの言葉を

伝えるために帰ってきたんだ

キミに 沢山の「ありがとう」