Lyric

窮屈なワンルームに横たわり

役立てず終わっていく

出番はない

埋まらないカレンダーに

書き足しては恥ずくなってまた消して

「情けないな」独り言

溢すたびに滲んだ瞳忘れさせてくれよ

君が溢してきた幸せ

不幸せをかき集めて

見返して

その中に俺は居なかった

こんなに近くで見てきたのに

あぁたった6畳のちっぽけな愛情が

伝わらないまま崩れ落ちてくロマンスだから

君との距離が近すぎたせいで

入り込めなかった恋は

行き場を失くしたけど無くさないように

そっとクローゼットに仕舞い込んだ

いつのまにか錯覚してしまってた

恋に踊らされている

君の隣にもう居れないな

それなのに

「こっち来てよ」って

君の通常運転鈍すぎて呆れてしまうけど

曖昧にしないでちゃんと素直になれたらよかったな

でもそうしたらこの関係は終わってたよな

幸せの形がパズルのピースのように決まっていたのなら

無駄に散らかしたぐちゃぐちゃな心も

片付けないで済んだのにな

お互い歳が30歳になって

恋人がいなかったら

結婚しようなんて冗談じみた約束を

俺だけ真に受けてバカだな

自然に移った口癖も

興味がなかったドラマだって

全部君を振り向かせたかっただけで

要らないものが増えたこの

窮屈なワンルームロマンスを

捨てられないまだ

恋の収集日はいつだっけな

あぁたった6畳のちっぽけな愛情は

伝わらないまま崩れ落ちてくロマンスだったな

だけど君との距離はずっとこのまま離したくないから

行き場を無くしたこの恋の結末を

そっとクローゼットに仕舞い込んだ