勇者はいないのジャケット写真

歌詞

勇者はいない

Nocturne Echo

街は今 花びらの海

平和が来たと 誰もが叫ぶ

祭りの中 空いた椅子が

風に揺れてるだけ

英雄の話は 誰もが語るけど

その名前を なぜか濁すように

世界は救われた

誰かが戦った

けれど 本当にいたのかな?

私はまだ信じてる

あの背中の温もりを

でも――今はもう

誰も振り返らない

鐘が鳴る 偉業を讃えて

未来はここからと

誰かが笑う

だけど夜になると

思い出すんだ あの声を

英雄の銅像は まっすぐ前を向いて

どこにも帰らないまま

平和が訪れた

誰かが信じた道で

でもその足音 聞いたことあるかい?

その涙を見たかい?

私は 知ってる気がする

静かに 消えていった

その瞳の色を

とある丘に 剣が一本

刺さっていた

誰のものかは 語られず

でも花が 絶えたことはない

世界は救われた

誰かが願った通りに

でもその笑顔を その痛みを

誰も知らずに生きてる

君の名は 語られないまま

風に そっと溶けていく

だから今日も 私は歌う

勇者はいない――けれど確かにそこにいた

  • 作詞者

    Nocturne Echo

  • 作曲者

    Nocturne Echo

  • プロデューサー

    Nocturne Echo

  • ボーカル

    Nocturne Echo

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    勇者はいない

    Nocturne Echo

誰も語らない英雄の姿を描く、静かな哀悼のバラード。抑えた旋律と祈りのような歌声が重なり、その名は語られずとも、確かにそこにいた「勇者」への賛歌を静かに紡ぐ。

アーティスト情報

Nocturne Echo

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