Lyric

最終列車君がそっと笑って見せた

冴えない約束も全部忘れてしまうのに

悴んだ両手に残る青

ほらほらきっとまた夜が明ける

何十回も乗り過ごしてきた

戻れないほど遠く見えなかった

言葉じゃ届かなくても

きっと思い出して何度だって会いに行く

帰り道1人駆け寄った君が駅のホームで

目の前の僕に気付かずにただ時間を待ってた

きっと思い通りにはいかないことくらい分かってる

HELLO HELLO

高架線を抜けたら知らない狭い道

もし走馬灯が見えたら抜け出す暗い部屋

あの日流した涙の意味も分からないまま

間違えて傷付けて消える

アオに溶けてゆく

触れ合って欲しがって夏の匂いに酔って

シロに染まりゆく

僅かに残った春の匂いに今日も揺らぐ

街を追い越して叫んだら

抱えた想い全部吹き飛んだ

色が混ざった毎日が

変わる変わる染まる止まる

置いてけぼりの人生と

鼻歌交じり今日の絶望が

なんでもない羅針盤の上で踊る踊る踊る

2人で描いた夜長の秋の灯も

君と泣いた去年の流行りのあのドラマも

変わる季節に追いつけないまま針が止まっても

分かりあって、向き合って超える

アオに溶けてゆく

触れ合って欲しがって夏の匂いに酔って

シロに染まりゆく

僅かに残った春の匂いに今日も揺らぐ

空を追い越して叫んだら

雲の隙間光が差し込んだ

取り繕った運命が変わる変わる変わる

最低だった人生に君がいつの間にか迷い込んだ

どうでもいいストーリーが君の色に染まっていた

最終列車君がそっと笑って見せた

冴えない約束も全部忘れてしまうのに

悴んだ両手に残る青

ほらほらまたきっと日が昇る