Lyric

はぁ　ため息が止まらない

僕は考えてた午前2時

グラス片手に

曇った両目で手前を見つめて

妙にハイな脳内で

飛び回るあの日君の声

実はさ　まだ気になってる

君が見ているその世界が

これが好きとか嫌いとか

ここが合うとか合わないだとか

気にしないフリしてみても

少しだけって測ってしまうよ

平気装って君もさ

不安になってたりして

初めて聞いた君の心は

さよならだった

月が枯れていつの日か

愛を知るだろうか

メーデーメーデー救難信号

心に部分的損傷だ

涙も出ない僕は

怪物さながらか

あのフランケンシュタインは

どう愛を知ったんだっけか

譲れないもの笑われたくないもの

それをいつかそう呼ぶだろうが

僕にはまだ分からない

こんなこと言ったならさ

君は困るだろうから

信じきれない僕は

隅に隠してたんだ

きっとまだ僕の言葉

「愛してる」のひとつは

まだ空なんだろうな

はあ　またひとつため息

はぁ

僕を守るため被害妄想に耽る瞼の裏

砂利を踏み締めた時のような音が

奥で響いてる

あの日が戻らないことは

充分分かっちゃいるけど

それでもいまだにどこか痛いんだ

月が枯れていつの日か

月が晴れていつの日か

愛を知るだろうか

メーデーメーデー救難信号

探す度遭難しているわ

好きは枯れていつの日か

灰になるだろうか

美の女神アフロディーテは

どう愛を伝えただろうか

滅びゆくもの

永遠（とわ）に続きゆくもの

いつしかそう呼ばれただろうが

僕にはまだ分からない