

蝉の声が 豪雨のように
帰り道を 叩きつけている
降り注ぐ声 頭上から
夕焼けが染める 桑畑の道
よその畑の 実をひとつ
こっそり摘んで 頬張ってた
空き地の草が揺れて
神社の鳥居が見えて
用水路のせせらぎが
呼んでいる 帰っておいでと
ランドセル背負って 通った桑畑
今でもこの胸に 焼きついている
大人になっても 消えない景色
あの夏の僕が 今も生きている
蚕の宿の軒を過ぎ クルミの実
道に落ちてる 我先にと
拾って割って 分け合った味
今でも舌に 残っている
桑畑は もう家並みに変わり
それでも道の 記憶は消えない
夕闇が少しずつ 濃くなって
家々に灯りが 点き始める
ランドセル背負って 通った桑畑
今でもこの胸に 焼きついている
大人になっても 消えない景色
あの夏の僕が 今も生きている
裸足で駆けた 土の感触
母が呼ぶ声 遠くから
何も知らずに 笑っていた
それが僕の 始まりだった
ランドセル背負って 通った桑畑
今でもこの胸に 焼きついている
大人になっても 消えない景色
あの夏の僕は 今も生きている
蝉時雨が 遠くなって
夕焼けの中 歩いていく
鏡に白髪 増えた僕にも
ランドセルの重さ しっかり残っている
- 作詞者
Tucci Rain
- 作曲者
Tucci Rain
- プロデューサー
Tucci Rain
- グラフィックデザイン
Tucci Rain
- ソングライター
Tucci Rain
- プログラミング
Tucci Rain

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蝉時雨の帰り道
Tucci Rain
Tucci Rain 14作目『蝉時雨の帰り道』は、夏の記憶、故郷、そして時の流れというテーマにこれまでとは異なる角度から向き合った一曲です。子どもの頃に見た景色は、大人になった今も色褪せることなく心の中に残っている―そんな想いを込めました。
アーティスト情報
Tucci Rain
Tucci Rainは、記憶や人とのつながりをテーマに楽曲を制作する日本のソロアーティスト。 青春、言えなかった想い、日常に残る感情の断片をモチーフに、ノスタルジックな世界観を描いている。
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Tucci Rain Records



