歌詞

僕が好きだった

あの音楽を

今もどこかで誰かが

歌ってるんだろな

君が好きだった

あの音楽を

押し付けた価値観で

また語ってるんだろな

何だって

どうして

そんな風に決めつけて

僕が大事にしたいもの

奪い去って　吐き捨てて

そうやって

壊して

嫌なもの見る瞳をして

君が大事にしたいものだって

零れ落ちて

そっと

君は手を離した

大っ嫌いなあの音楽も

それを語る君の音なんて

聴きたくも無いんだ

大事なもの

それは僕だけの

失いたくない音たちが

ここに溢れてんだ

何もかも失くしてしまう前に

手にしたものを離すなよ。

君が僕にくれた

あの後悔を

今もどこかで誰かが

受け取ってるんだろな

君に教えられた

あの雑音の

おかけで僕の手から

離さないことを覚えたよ

何だって

どうして

そんな風に押しつけて

隠れた本当の意味を

消し去って　上書きして

そうやって

繰り返して

自分だけに作り変えて

君の目線で感じたものは

要らないよ

そっと

僕は握りしめた。

大っ嫌いなあの間奏も

軽く語るその意味なんて

雑音でしか無いんだ

大事なもの

それは僕だけが

失いたく無い言葉たちが

ここに仕舞ってんだ

何もかも自分で作る前に

手にした意味を仕舞っとけよ。

何もくれなくていい

僕は自分で探すよ

一つの考え方として

受け取りはするけど

二度と僕から奪い取るな

大っ嫌いなあの音楽も

それを語る君の音なんて

聴きたくも無いんだ

大事なもの

それは僕だけの

失いたくない音たちが

ここに溢れてんだ

何もかも失くしてしまう前に

手にしたものを離すなよ。

大っ嫌いなものだって

大好きなものばかりで

失わないように握りしめてるよ。