

透明ロッド 今、世界には
夏の魔法がかけられていた
アンサンブルの中僕一人で
夏に落ちていく
近代的で幾何学的な
曖昧な僕と君の話
最上階 ドアの先で終わりを
待っていた
透明マント この世界には
姿を見せない何かがある
お金や名誉なんかとは比べられない
そんなものが
夏風 涼しさの甘えは無く
ただひたすらとこの身を溶かす
炎天 脳が溶ける 雲の合間
僕は居ないよ
あぁ 夜の帳が残す夏を
もうこの際 忘れたいと思うから
君はここに居ないでね
映る情景にどうしようもなく
薄い僕の手を重ねて透けてく
最終回 胸に穴空いた
空欄を埋めるは 夏と心情
風鈴が揺れる 月並び歩く
思い出に浸るや 劣情は僕だ
言葉は軽率だ
この価値は?
紙と文字だけで君を描いた
僕はあの頃の初夏の中で
最低限の物しか無かったけど
君だけ居た
こんな事なら物事全て
君の所為にしてあのままでも
良かったかもなんて今は思うけど
所詮紛い物だ
『化け物』
僕を待つ 君の声だけが在る
存在など不透明なんだからさ
ここでまた隠される
迫る衝動は逃げ道を捨て
淡い君の手を逸らして連れ込む
最終回 頬は熱帯びた
空白へ引き込め 夏の清爽
ただ白めいていく 月灯り消える
記憶の渦は偽善と欺瞞だ
君の歌は綺麗だ
心臓を埋めたるや その声だ
風鈴が割れる 平俗な愛に
振り向くな過去は そうだまだ僕は
『終われない』
空虚は要らないよ
夏落ちた先に君がいた
月明かりの中一人 夜を置いて
見つけたんだ価値を
月並みじゃないさ
雲の隙間から
それは君なんだ
君以外虚ろだ
僕だけの価値だ
- 作詞者
baKe
- 作曲者
baKe
- プロデューサー
baKe
- ボーカル
知声

baKe の“この夏の価値について (feat. 知声) [生きるよすが ver.]”を
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