Lyric

金木犀のようにふたりの恋は溶けた

一瞬で蘇るオレンジ色の世界

金木犀のようにふたりの恋は溶けた

隣に君はもう居ない

そう初めから

諦め混じりの恋でした

もう忘れようと

何度した事だろうか

風に揺れる長いカーテン

フワリユラリ捲る教科書も

長い休み待ち侘びていた

君と過ごせる日常を

目を逸らしたのは眩し過ぎるから

なるべく身近で居たいだけで

嘘をついたのは後が怖いから

"どうせ"付き纏う僕の負けだ

ああ時は過ぎて

流されるように大人になって

まあ悪くないよ

言い訳が上手くなってた

懐かしさを辿るように

フラリユラリ歩く通学路

期待してるわけじゃないけど

帰り道少し寄り道

目を逸らしたのは眩し過ぎたから

思い出はいつも美化されてく

理由探すのは変われない弱さ

"どうせ"付き纏う僕の負けだ

もうどうしようもないくらいに

もうどうしようもできないけど

情けないほど君が好きでした

もうどっかですれ違っても

きっとこの声は届かない

青春で蓋をして

近づいた距離にのぼせた夕焼け

別れ道好きと言えばよかった

君からの答えわからないままで

甘くて苦くてふわり香る

金木犀のようにふたりの恋は溶けた

一瞬で蘇るオレンジ色の世界

金木犀のようにふたりの恋は溶けた

ふと振り返る気配あの頃に戻れない