Spring to a Melancholy Calm Front Cover

Lyric

Spring to a Melancholy Calm

Kôki

静けさ ひとり 晴れ晴れ と夜空

くだらない憂鬱に耽ることもなくなった

自分のことばかり気にかけていたけど

お前の気持ちが今となっては痛いくらい

電話越しのその声は

あの頃の自分と同じ 震えていた

俺の単純な思想では

お前のことを救ってはやれないが

どうせ産まれたのならば

力の限りを生きてやれ

これも単純な理想でさ

とはいえども大事なことなのさ

頑張れとは言わないから

どうか健やかに

お前は言うなれば

凪いだ湖面みたいだ

穏やかな見かけの深奥には

唇噛みしてめ沈めた

抱きしめ損ねた愛や想が

俺たちってやつはさ

いつだってそうだ

痛みこらえて床を這ってる

だが、人生も対流の原理原則

心があたたかけりゃ天へと高く

惨めだなって考えるほどに

惨めを演じてしまうから

たまに散歩がてら聴こえるリズムに

鼻歌を乗せる

俺の軟弱な回答では

お前の傷を癒してはやれないが

聞くだけならば得意だから

言える範囲でいいからさ

これも鈍感な対応でさ

とはいえども大事なことなのさ

建前とかいらないから

お前らしく生きてやれ

皆が皆競争してる訳じゃないが

言わないさ寄らば俺の陰なんて

今日という日は誰にとっても初めてだから

それでも歌い続けるのさ

残しておくのも勿体無いねと

夢中で声を枯らした

音は戻らない

あの日二人で奏でたメロディ

思い出しながら

俺の単純な思想では

お前のことを救ってはやれないが

どうせ産まれたのならば

力の限りを生きてやれ

これも単純な理想でさ

とはいえども大事なことなのさ

頑張れとは言わないから

どうか健やかに

俺の軟弱な回答では

お前の傷を癒してはやれないが

聞くだけならば得意だから

言える範囲でいいからさ

これも鈍感な対応でさ

とはいえども大事なことなのさ

たてまえとかいらないから

お前らしく生きてやれ

困難は主役の証明

到底、ないことにはさせない仏

お前なら明日起きれば

律儀に種を撒き水をやり

いつか鮮やかさ引っさげた花を

咲かせているだろう

明日を案じて昨日守っても

前には進まないさ

くだらない憂鬱に耽るのは

今日で終わりにしよう

笑顔は祟りに効く薬

この瞬間からすぐに

  • Lyricist

    Kôki

  • Composer

    Kôki

  • Producer

    Kôki

  • Vocals

    Kôki

Spring to a Melancholy Calm Front Cover

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    Kôki

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