Lyric

踏むアスファルト　霞む景色を見てうだる

石畳の右手にあるキミの家は

冷たい気がして　そこだけ季節が違って見えた

握ったドアノブの　熱を感じひねる

異臭が鼻を刺して　風が抜けるだけ

揺れる君の影を　僕の身が映した

何年もこの部屋で　陽炎にした生命

全てを見て咲いたひまわりは笑わない。

家に着いた僕は　スケッチブックを取り出した

脳裏に焼き付いた君を描く

それじゃ足りないから　ハサミを手にして

夜の街に出る

無人の高架下で　壁に追い詰めて

震えるその声は　もう聞き飽きたかな

一瞬の快楽で　満たされたいだけ

血で葉を濡らしてる　ひまわりは笑わない。