歌詞

彼女は言った

「人に寄り添うのが苦手なんだ

だってそうしようとした分だけ

きっと私涙流すでしょう」

彼女は言った

「私 少しだけ

おかしいのかもしれない」

僕は言った

「大丈夫だよ」

彼女は言った

「優しさって偽物ばかりだね

だってそういうフリをして

どうせ認めて

もらいたいのでしょう」

彼女は言った

「私少しもあなたの

ためになれない」

「君はずっと 優しいよ」

言葉はいつも賞味期限切れで

いつの間にかねじれてしまうよ

勘違いでも 偽善になっても

同じ涙流させてよ

考えてしまえばしまうほど

馬鹿らしい世界だな

そう思えば思うほど

愛おしい世界だな

彼女はいつだって

誰かのために嘘をついて

ほら 今も僕のために

平気で作り笑いをしたね

彼女は言った

「私何も大切にできていないの」

そんなはずはないよ

考えてしまえばしまうほど

馬鹿らしい世界だな

そう思えば思うほど

愛おしい世界だな

君は冷たいと言う

僕は温かいと思う

合わせた掌 等しい体温に

どうしてこうも

同じになれないんだろう

考えてしまえばしまうほど

馬鹿らしい世界だな

そう思えば思うほど

愛おしい世界だな

考えてしまえばしまうほど

馬鹿らしい世界だな

それでも君がいるなら

狂おしい世界だな

愛おしい世界だな