Lyric

最終回のドラマを見終えたときの

あの感覚でいれたら

心に空いた穴を塞ぐ術も

探す必要などないのに

不意に呟く名前も

変わらない瞼の内側も

僕が僕でい続けるために

きっと必要なことだな

いつだってそう　叶うなら聞いて

いくじなしの僕だけど

振り返れば まだそこに

優しく揺れている約束

ねぇ　「また会えたら聞いて」

溢れ落ちたリグライト

どんなに辿っても

この場所にはもう　君はいない

最終回のドラマとは違って

また明日は来るけれど

もしもの話　数えては

少し陽射しが憎くなる

世界がくだらないのも

終わらない出会いと別れも

僕が歌い続けるために

きっと必要なことだな

流れてく星のように消えて

すり抜けた　リグライト

どんなになぞっても

君に追いつけはしない

言葉足らずな君の

優しい嘘 見ない振りで

「分かってるよ　」何回も

意地張って　困らせてた

ねぇ　叶うなら聞いて

ひねくれた僕だけど

振り返っても　迷っても

足元は今色めく

ねぇ　僕だけが知らない

君だけのリグライト

どんなに辿っても

その場所にはもう　僕はいない

リグライト　消えていく

これでいい　それでいい

最終回のドラマを見終えたときに

歌い続けていれたら

上手く笑えないままの　僕を

少し許せるかな