拝景のジャケット写真

涼みかけた秋隣が

気づいたら季節は廻り

音のように 零れ落ちて

焼けた肌をかすめた風が

時の流れ 2番ホーム

あの残り香 肩を叩いた

かすめていく刹那の声

窓に映るあなたを見たよ

冴えなかった 歪んだ 地平線

輝きだし 青色 包まれた

伸びてく影を捕まえようと

追いかけてしまった

そばに居るんだと 気づいて欲しい

あなたの隣で息をしていたから

鼻歌まじりの日差しの中

あなたを仰いだ 風になれるから

冷たい風吹きさらってく

時が経てど慣れないのは

あなたも同じ 見惚れるほど

目の前に広がる秘色空

その涙が儚く揺れている

恋の終わり 始まり 溶け込んで

吐く息が白くかすんでいる

同じ場所にいたんだ それだけで

世界の軸で踊るヒロイン

幾千と連なるフィルムのように

あなたの軌跡 その一瞬さえ

誰かを動かす詩になるんだ

掴みたいと願ったとて

儚い夢なのは分かっていた

深い谷間の奥底まで

走り抜けてみては

募る想いを 拝啓あなたへ

いつの日もまばゆく咲く花のように

色濃い夏も 淡い冬も

あなたのために廻るから

わたしのそばに居たならば

揺蕩うこの星の世で

あなたをさらうその日まで

  • 作詞

    バイバイ・ニーチェ

  • 作曲

    バイバイ・ニーチェ

  • プロデューサー

    バイバイ・ニーチェ

  • ボーカル

    バイバイ・ニーチェ

拝景のジャケット写真

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