歌詞

憧れ続けてきたTOKYO

明日を変えるのはここにある今日

即興でギターで歌ってみせた

残響は街の雑踏に消えた

未来　期待　それは自分次第

いつか手に入れる俺等の時代

繋ぎ止めてきたこれまでの日々が

明日に繋がりますように

TOKYO

いつか　いつの日か　そう、いつのまにか

口癖のようになってしまっていたんだ

憧れ続けてきたこの街は遠く

踏み出してもそこから更にまた遠く

周りは結婚、子供も産まれて

幸せってヤツを全うしてるみたいだ

バカみたいな夢を追いかけてる俺には

遠い遠い遥か遠いお伽話みたいだ

自信がなくて下を向いて歌ってた

路地裏の路上ライブ

投げ捨てられた空きビンに映った

自分がゴミよりも哀れに見えた

あれからもう何年　追いかけ続けた執念

気づけば俺もこんな歳ですっかり中年

だけどあの頃よりも何一つ錆びついちゃいない

むしろ輝き続ける夢がここある

染まらぬように埋もれぬように

自分を見失わなぬように

踏ん張って立って見上げていたんだ

空も突き抜けそうなビルはまるで

現実に立ち塞がる　壁のようにも見えて

ビル風に目を細め　グッと睨みつけた

憧れ続けてきたTOKYO

明日を変えるのはここにある今日

即興でギターで歌ってみせた

残響は街の雑踏に消えた

未来　期待それは自分次第

いつか手に入れる俺等の時代

繋ぎ止めてきたこれまでの日々が

明日に繋がりますように

雨の日も風の日も照りつける夏の日も

声が枯れてもそれでも歌い続けた

どうせ無理だろバカだろって後ろ指を刺されて

いつも笑い者にされていたっけな

あの人がすごく羨ましく見えました

また誰かを嫌いになってゆく

悔しくて　悔しくて

足元見られ貶され見下され

でも精一杯笑っていることが唯一の

敗北を認めない

足掻きでした

眠らぬ街　そうここがTOKYO

星を探したあの望遠鏡

夢にまで見たあの景色が歴史が

今目の前にある桃源郷

負けても　折れても　腐っても

離したくはない見つめ続けてたい

重ね重ね積み上げた夢が全て

報われますように

TOKYO

誰かに蹴飛ばされたギターケース

夢を詰め込んだボロボロのキャリーケース

明日になれば何も無かったかのように

忘れられてしまうかもしれない

だけどあなたのその背中そっと押せるように

あなたの為に今日も歌うから

離れていったあの人にまで

届くようにと願いを込めて

憧れ続けてきたTOKYO

明日を変えるのはここにある今日

即興でギターで歌ってみせた

残響は街の雑踏に消えた

未来　期待　それは自分次第

いつか手に入れる俺等の時代

繋ぎ止めてきたこれまでの日々が

明日につながりますように

TOKYO

共に行こう

共に探そう

あなたと描く夢の先で

TOKYO

この街で

この場所で

あなたと咲かす夢の先へ