

指紋一つ無いガラスの陳列棚には
貴郎好みの脂身が少ない精肉
今日は売り切れで
店主の"毎度"が聞けませんでした
目先に在る幸せの貌が
古家の瓦みたく
沢山亀裂日々割れてく
この生活を愛しています
お隣さんは感じの良い老夫婦で
雀やらに餌を与えて
ご挨拶がてらに微笑みかけて下さる
裕福立派な庭でした
「あら、やだ。」なんて口癖が
私も板着く頃ですが
まだハタチの気持ちで居て
周りは娘や息子が居るけれど
「それはゆーれーみたいな
うんめいでした。」
借り物の様な気がしてならない
肌や骨が僕である理窟を
詰められるのは触れられない感情
僕が彼や彼女でも在る様に
「ちんれつだなには
あなたごのみのあぶらみが
すくないせいにくきょうはうりきれで
てんしゅのまいどがきけませんでした
めさきにあるしあわせの
かたちがふるやのかわらみたく
沢山の亀裂日々割れてく
この生活を愛しています。」
- 作詞者
有田咲花
- 作曲者
有田咲花
- プロデューサー
有田咲花
- ボーカル
有田咲花

有田咲花 の“それは幽霊みたいな運命でした。”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
鯨 (2022年3月1日 時刻不明)
有田咲花
- 2
今年の夏、海へ行こう。
有田咲花
- 3
お嬢様メガ盛りパフェとレゲエニート
有田咲花
- 4
素直に慣れたら。
有田咲花
- 5
君を連れ出して定食を食べたい。
有田咲花
- 6
黄金期の都合
有田咲花
- 7
姉妹の様に振舞うけれど。
有田咲花
- ⚫︎
それは幽霊みたいな運命でした。
有田咲花
- 9
伺う事が出来るなら、大きな花瓶をください。
有田咲花
- 10
どうしてこんな事に…~海開き編~
有田咲花
- 11
阿呆やった。~その後~
有田咲花
- 12
Pi-nata*san-tora (2024年2月22日 午前1:07)
有田咲花
- 13
MOTHER OF LIFE (2023年7月20日 午前5:56)
有田咲花
- 14
DRAMAMINE (2023年8月20日 午後3:46)
有田咲花
- 15
この椅子ご自由にお持ち帰り下さい。 (2024年10月15日 午後9:15)
有田咲花
- 16
鯨 (2025年5月1日 午後6:18)
有田咲花