歌詞

バンドを辞めてから

ずいぶん季節が変わった

正しい選択だったのか

僕には分からない

心は軽くなったのに

大きな穴がずっと空いている

支えだった音楽を捨てて

失ったものは音楽だけじゃ無い気がした

なにを失ったのか

分からない

いつか夢見ていたあの景色は

僕には届く気がしなくて

あの日感じたやる気は

とうの昔に干からびた

どうせまた口先だけなんでしょう？

またこの季節がやってくる

昔を思い出させる音楽に

僕は蓋をした

縋ってはいけない

『音のない世界』を僕は選んだ

現実を見たくない

自分を騙して

逃げる口実を作って

いつしか夢が使命になっていた

あの景色を夢見ていた君は

ここには居なくて

君が輝いていたあの場所も

とうの昔に消え去った

これで良かったんだよね？

またこの季節がやってくる