CUTLERY Front Cover

Lyric

Reincarnation

POTOF

怒涛の雨 躍る朝の 夢はどこか

懐かしい気がした

生まれ変わりがあるのなら

きっとこうして

忘れながら つながるのだろう

いつか僕は大木に抱かれ

澄んだ風に揺れる葉っぱだったか

知らないような 馴染みのような

景色が巡る

雨戸閉めたか 外出るな

季節外れの 荒くれ者だぞ

上陸したのも気まぐれで管を巻いては

北東に進むしかないのだろう

いつか僕は 気高い鷲になって

暴れる風をまるごと抱いてみる

傷つくだろうか あるいは

ふっと静かだろうか

煩悩たちと 共にまわってゆこう

羽ばたく絵本 転がる和太鼓

吹き荒れる 生命の渦に

耳を澄まして

生まれ変わりがあるのなら

いつか僕は波打ち際に住み着いて

大陸に夢を抱く魚だったろう

愛したような 捨て去ったような

景色が巡る

次の僕に 記憶が残らなくとも

抱き合った誰かを 夢で見たりするのだろう

気付くだろうか

僕が人間を生きていたこと

渦巻くような 眠りの中で

怒涛の雨 躍る朝の夢はどこか

懐かしい気がした

  • Lyricist

    Mitsuaki Miyata

  • Composer

    Mitsuaki Miyata

CUTLERY Front Cover

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    Reincarnation

    POTOF

  • 2

    Steam in Public Bath

    POTOF

  • 3

    Light a Fire

    POTOF

  • 4

    olive

    POTOF

  • 5

    The Horn Calling Friends

    POTOF

POTOFの1st Album。2019年4月13日発売。

近所の雑貨屋で見つけた古いスプーン、大事な友人から贈られた箸、
旅先で出会った不思議なフォーク、職人が削った憧れのナイフ。

どんな形が、素材が、物語が、このメニューや食卓に合うだろうと考えるたび
暮らしがささやかに楽しく、美しくなっていく。

そんなカトラリーのような音楽を束ねて、1つの作品ができました。

Artist Profile

  • POTOF

    pot-au-feu=火にかけた鍋。6人編成。ジャズ、カントリー、ロック、ファンク、ラテンなど、あらゆるジャンルの音楽をごった煮にして、ボナペティする。異国の香りを孕んだメロディは暮らしの近くでも心地よく鳴る。三重県を中心に活動。

    Artist page

VD Records

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