歌詞

きっと夢になってくんだよ

忘れちゃうけど

何でもないのに胸いっぱいだ

私 単純なの

桜の花が巡る頃にまた

ぼちぼち良かったねって

欠片集めて

春一番の

セーラー服 自転車横 草花

始まるね、始まるんだねって

もう少しだけ三月が良かったな

ペダルが進まないの

君を急かす風の色

今日まで居場所だった教室

それらをなぞるように

ぎこちなく行く

臆病な道のり

君ももしかして同じように

悩んだりしてないかな？

きっと夢になってくんだよ

忘れちゃうけど

何でもないのに胸いっぱいだ

私 単純なの

桜の花が巡る頃にまた

ぼちぼち良かったねって

欠片集めて

つらいことがあったら

君に話そう

胸いっぱい嬉しいことあったら

一番に報告する

そうやって深めていく花びらは

どこまでも飛んで行けるよ

春に乗せて

教科書見ると

キミが書いたたわいも無い落書き

窓の音

ベニヤの匂い

夕焼けに乱反射した誰かの声が

心にこびりついた

揺らぎそうなの

いま花になって

萌える私色

何にもないのに

無性に駆けたくなった

この長い廊下

きっとこの先にあるのは

声の正体

白い校舎

瞬きとともになぞった

私の色と君の色

織り成す零のキャンバス

Ah

滲み行く平行線

絡まりきらないこのメロディを

ここに置いていこう

春風に紛れて 君は泣くから

ぱっと咲いた花のように

君は笑うから

この先も これからも

こんな春を迎えたい

きっと夢になってくんだよ

忘れちゃうけど

何でもないのに胸いっぱいだ

私 単純なの

桜の花が巡る頃にまた

ぼちぼち良かったねって

欠片集めて

そうやって深めていく花びらは

どこまでも飛んでゆけるよ

春に乗せて