歌詞

いつも通りの夜空に

浮かべた一筋の光線

夢と現実の間

僕と君を繋いだ希望

楽園とは言えない世界で

人は幸せを夢見る

蓮の花はゆらゆらと揺れて

僕らを眺めていた

さまよっても さまよわなくても

ひとりでは生きられないから

行(ゆ)くあてもない気持ちをただ

持ちあえたなら

空に浮かべた糸は

あなたへの贈り物

そっと離さぬようにほら掴んで

せめて心は私に

代わりにあなたを幸せに

されど涙はふたりで

分け合えたらいいから

せめて心は私に

代わりにあなたを幸せに

だから孤独はその世に

置いてきたらいいから

夢と現実の間

僕と君を繋いだ希望

現実から目を逸らした先

また別の現実がある

綺麗事で満たせた何かは

すぐにどこか消えてゆく

僕が浮かべた糸は

あなたへの贈り物

そっと君のその手でほら掴んで

せめて心は私に

代わりにあなたを幸せに

されど涙はふたりで

分け合えたらいいから

せめて心は私に

代わりにあなたを幸せに

だから痛みはその世に

置いてきたらいいから

夢と現実の間

僕と君を繋いだ希望

この糸をそっと掴んで