浮かぶ視線
響かない
泥濘む内に
詩を這わす
紅く染めた
指先にとまる
理解とは咲かぬ薔薇
何処へでも、と囁くから
思い出に彩りを重ねて
飽きもせず僕を喰らうなら
残り香と踊ろうか
濡れた肌を溶かすように
毒を歌う勘違いの夏も
どうか嘘のような鬱も
包み込んで
掬い取って
今は待つから
「さよなら」も言わずに消えた
蜃気楼に小指を沿わせて
果実と緑は秋と共に
刻む記憶はまだあの日のまま
暮れゆくあなたさえ奪おうとした
満たされることも無いまま
ただ唄おう
- 作詞者
Kubo
- 作曲者
Kubo
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Fall
R.O.L.A.
『此の世全ての負』を体現する5人組ヘヴィーロックバンド、R.O.L.A.が約1年ぶりにシングルをリリース。
キャリア初となるバラード楽曲である本作は、コンポーザーの Kubo が描く絵画的な詩世界を Ikki が艶やかなクリーンボイスでエモーショナルに歌い上げており、これまで築いてきたR.O.L.A.の攻撃的なイメージを覆し、バンドの新たな側面を見せる。
アーティスト情報
R.O.L.A.
R.O.L.A.（ローラ）は2014年に結成されたヘヴィーロックバンド。2015年にボーカルとして Ikki が加入し現在の体制に。 メタルコアをベースにビジュアル系やニューメタルなど様々なジャンルをルーツにした楽曲と、フレーズを使い捨てるかのような目まぐるしい曲展開やボーカルを務める Ikki の残忍なスクリームと美しいクリーンボイスを特徴としている。 また、陰鬱でありながら艶やかな唯一無二の世界観を持つライブ演出には音楽ファンから定評がある。 『此の世総ての負』を体現するバンド、それがR.O.L.A.である。 -------- 此の世総ての負 / In the Chaos - No local.
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