

命の華 踏みつけて
明日がさく それが世界
誰かの 声が 消えても
光だけが 残る
誰かの笑顔の裏で
誰かが泣きながら散ってる
やさしい 言葉の影で
汚れた手が 命をそだてる
一人じゃ 叫べない夜も
誰かのために落ちていく
きれいな ものだけ 見つめてたら
本当の命は見えない
咲くも 枯れ果てるも ヒト次第
どっちも 嘘じゃない
生き残るために 怪我しても
それが僕らの 生命だ
きれいごとで 守れない
華も心も ひとつだ
人間は いつも汚れてる
だからこそ 美しい
やさしさで 殺すこともある
なにげない 言葉で 散ることもある
誰かの 笑顔を 守るために
誰かを 無くす 日々
それでも 負けたくなくて
明日に 華を 咲かせたい
穢れた 土の 上でも
命は 絶えてない
光と 闇が 混ざり合って
愛と 恨みが いっしょに 笑う
腐っても 崩れても
ここに 華はある
「きれいに 生きたい」と願っても
しあわせは 誰かの 犠牲の上
それでも もがき続ける
生きた証だ
咲くも 枯らすも ヒト次第
正義も毒に変わる
それでも この華が 咲くのなら
命は嘘じゃない
静かな 夜に 消えていく
声の 残りが 空を そめる
花弁の 隙間に 残る
明日の においを 吸い込んで
生まれて 落ちて 朽ちて また
どこかで 誰かが 咲くのだろう
それで いい それが 世界
それが 命の華
命の華 踏みつけて
それでも 僕は 生きてる
破れても 汚れても
きみの 中で 咲くのなら
それで いい
- 作詞者
なると金時
- 作曲者
なると金時
- プロデューサー
なると金時
- プログラミング
なると金時

なると金時 の“命の華”を
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命の華
なると金時
「綺麗ごとじゃ生きられない。」
踏まれても、枯れても、それでも咲く。
“現実主義ローファイ・バンク”の到達点。
生きることの痛みと美しさをそのまま刻んだ、静かに燃える一曲。
アーティスト情報
なると金時
なると金時 青春パンクの衝動とLo-fiサウンドの静かな熱を融合。 “ふざけながら本気で生きる”をテーマに、日常の怒りや寂しさ、そして笑いを、ノイズと余白で描き出す。
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