

まだ暗い土の中
小さな命が目を覚ます
誰も知らない
紫の夢が始まる
冷たい土に埋もれて
遠い光を探してた
幾つもの夜を越えて
小さな芽が顔を出す
激しい雨に打たれて
強い風に揺らされて
それでも空を見上げた
まだ見ぬ世界を信じて
朝が来る
光が差す
閉じた蕾が
ゆっくり開く
もうすぐだ
もうすぐよ
咲いて
咲いて
小さな命
空いっぱいに
雨を越えて
風を越えて
誰も知らない
紫になる
たった一度の
この瞬間
世界の隅で
美しく咲く
真夏の光を浴びながら
紫の花が風に揺れる
誰にも見られなくても
今日も静かに咲いている
やがて季節が過ぎてゆく
花びらの色が薄れてく
あんなに高く伸びたのに
少しずつ頭を下げてゆく
まだ咲きたい
まだここにいたい
冷たい風が
私を包む
もう一度
もう一度
咲いて
咲いて
最後の力で
空を見上げて
雨が降っても
夜が来ても
小さな命は
ここにあった
色が消えても
花が散っても
生きた証は
消えはしない
最後の花びら
風にほどける
静かに落ちて
土へと帰る
そして季節は
巡り続ける
あれは何だ
小さな光
生まれて
咲いて
散って
生まれる
遠い春から
新しい朝へ
土の奥から
命が芽吹く
あの日の紫
もう一度
誰も知らない
場所で咲く
生きて
生きて
短い季節を
美しく
ここにいた
確かに咲いた
そして今
新しい春が来る
- 作詞者
hirokazu
- 作曲者
hirokazu
- プロデューサー
hirokazu
- グラフィックデザイン
hirokazu
- プログラミング
hirokazu
- その他の楽器
hirokazu

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紫の一生
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