歌詞

また失っては僕ら足りないものを探して

孤独の海の底でもがいては叫んでる

ノイズの向こうで誰かの手がゆらめく

霞む記憶のはざまに落ちて

もう鳴りやまない

リロード繰り返す

消えやしない

螺旋を描いて虚空を舞う

誰のモノローグ？

途切れた蝉の声

夏の終わりを告げていた

長く伸びた影法師が揺れる

応答えのないループ

抜け出せないまま

焼けたアスファルトのような

熱にうなされた陽炎

終わらない季節なんて

無いとわかってたはずなのに

名前をつけたデタラメな夢

瞬間色づいたエピローグはまだ

今も焼きついて離れないでいた

終電過ぎのホーム

ひとつだけの足音

交わせなかった言葉は喉の奥

こびり着いた

未完成で手探りのdays

塗りつぶして諦め悪く笑い合って

滲んでいてもまだ確かにそこにあったんだ

ざわめきもさらわれて

取りこぼした言葉たち

今も胸の奥底で鳴っている

応答え探す日々を

夜空の星が照らしてる

また失っては僕ら足りないものを探して

孤独の海の底でもがいては叫び続けてる

それなのにまた巡りゆく日々に

きっと君を探してしまうのだろう

今も焼きついて離れない夏の匂いが