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20代前半の作品です。アパートでは壁が薄くて思いっきり声が出せないので、夜な夜な当時住んでいた高円寺の環七の歩道橋の上で奇声を張りあげて練習してました。時々、後ろを僕を見ずに足早にカツコツと通り過ぎる怯えた人の足音が聞こえていました。
例えば小説にしろ漫画にしろドラマにしろ映画にしろ、基本は全部嘘話なわけで、その上で踊らされている自分がいるという自覚があります。その本当と嘘というふたつのコードの繰り返しの中で、インプロビゼーション的に自由に声を発する歌を作ってみたらどうなるだろう、という気持ちで作りました。
僕のファーストアルバムのタイトル曲でもあり、よく「おいしそうがいっぱい」と曲名を間違えられました。