歌詞

帰り道 電車に揺られて

まどろみの中へ

薄目開いて見えた広告の

煌びやかな文字とは

全くもって正反対の

萎れた顔が

横の窓ガラスに映ってる

「将来の夢は何ですか？」

って訊かれてた

最近になって訊かれることも

なくなってきた

時間が経つたび怖くなっていく

「ああもう、

今日が来てしまったんだ。」

おやすみ、

また明日

まだ道の途中

まだ道の途中で

迫り来る明日が

怖くても

怖くてもやってくる

ギターケース肌身離さずに

いつも抱えてる

コピー用紙みたいな白が

頭を支配する

煌びやかな色とは

全くもって正反対の

くすんだ心

夜を長くする

「将来の夢は何ですか？」

って訊かれてた

最近になって夢は現実に

ならなくちゃいけなくなってきた

時間が経つたび怖くなっていく

「ああもう、

今日が来てしまったんだ。」

見ててよ

ここは晴れ舞台

ここは晴れ舞台

不器用でも

不格好でも

うたえ

嘘だよ！本当は

努力なんてこれっぽっちで

本当は何とかなるって

思ってるんだ

そんなの甘くて

甘くて

甘くて

そこは晴れ舞台

そこは晴れ舞台

不器用でいい

不格好でいい

君は何を見る？

君は何処へ行く？

嘘でもいい

本当でもいい

精一杯

叫べ

帰り道電車に揺られて

まどろみの中へ

薄目開いて見えた広告の

煌びやかな文字とは

全くもって正反対の

萎れた顔は

僕らの心の中に

あったんだ