歌詞

とばり

夜のとばりを探しに出掛けよう

手を伸ばせば触れられそうな

二人を春へ残した

港の風は髪を掻き

街灯は星に成り済ます

照らした僕のつま先に

透けて覗いたレンガ道

交差点、緑　無理矢理に

背中を押して詰まる呼吸

限りある時を無駄にして

危うい足取り　どこへ行く

海の底の砂にキスしに泳ぐ

指先はどこへ向かうだろう

ゆりかごあやしたそよ風に

散る葉の儚さ眺めずに

眩しい頬撫でたしかめた

今日も止まり木は語らない

帰路に放つため息は

あの空美しく歪ませ言葉を飲み込んで

夜のとばりを探しに出掛けよう

手を伸ばせば触れられそうな

二人を春へ残した

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Ayako Kawai
1992年9月24日　アメリカメリーランド州生まれ幼少期をアメリカで過ごす。ロックをはじめ、ヒップホップやポップスなど様々なジャンルの音楽を聞いて育つ。高校在学中のロックバンドで活動を経て、大学時代にR&Bシンガーとして本格的な活動をスタート。21歳に単身でニューヨークへ渡り、プライベートボーカルレッスンを受け、現地のオープンマイク等に参加。ソロアーティストとして「ほんのちょっと、唄うわ。」を2018年3月にリリース。現在はアーティストのバックコーラスシンガーとしての活動や、CMなどの歌唱・歌詞提供のほか、アーティストへの英詞発音に特化したレッスンやレコーディングディレクションなどを行なっている。
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