Summer Notesのジャケット写真

歌詞

夜風

Lunaverse Studio

帰り道のぬるい風にまだ残ってたアスファルトの熱

どうでもいい話ばかり選んで本当の言葉を避けていた

隣を歩くその距離が近すぎるほど遠く感じてしまって

あと一歩踏み出せば何かが壊れる気がして立ち止まった

あの時の僕らはきっと

失うことを怖がる前に

まだ始まってもいない何かを

終わらせることばかり選んでた

名前を呼べば変わる未来があると

気づいていたのに何もできなくて

触れた指先に残った温度だけが

やけにリアルに心に残ってる

夜風に流れていく声が

届かないまま消えていくことを知っていた

打ち上がる光よりもずっと眩しかったのは

あの瞬間に隣にいた君だった

大人になった今でもふとした瞬間に思い出してしまう

あの夜の空気の重さや言えなかった言葉の行き場を

もしも違う未来を選べていたとしてもきっと僕らは

同じように不器用なままで同じ場所に立ち尽くしていた

人混みのざわめきの中で

君の声だけ探していたけど

近すぎた距離は最後まで

埋めることができないままだった

あと一秒だけ勇気があれば

何かが変わっていた気がして

そんな仮定ばかり繰り返して

今でもあの夜に縛られてる

夜風に溶けていく声が

消えないまま胸の奥に残ってる

星はあの頃と同じ場所にあるのに

僕らだけが違う時間を生きている

あの時振り向いていたら

あの時手を伸ばしていたら

あの時名前を呼べていたら

あの時すべて伝えられていたら

今でも同じ景色を

隣で見ていられたのかな

夜風にほどけていく声が

遅すぎる想いを連れて溢れていく

あの夏のすべてがここに残っているのに

君だけがどこにもいないままで

夜風に置き去りにされたまま

あの日の僕らがまだ笑ってる

間違いじゃなかったはずの選択の中で

選べなかった未来だけが残ってる

  • 作詞者

    Sakaki

  • 作曲者

    Sakaki

  • プロデューサー

    Sakaki

  • ボーカル

    Lunaverse Studio

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