砂の時計のジャケット写真

歌詞

熱帯夜

貝と蜃気楼

地図に描いた

ここが桃源郷?

砂に埋まった

星を探した

傾いだ 眠った

そら瞬いた

想った 映った

今も光った

君を欠いた

夜は延々と

終らないような気がした

うたった 描いた

夢が淡くて

嘆いた 歩いた

今も探して

「ねえ、何も知らないでいてね」

笑うお愛想 手の鳴るほうへ

ねえ、知っていたんだよね

笑った 夜の中落ちた

冷めたカンテラ

夜が埋まらないの

君の所為でないものねだりだ

海は遠く

海は遠くって

もうすぐ触れそうだったけど

渇く夜にも

花が咲いたんだ

君はきっと見たことないだろうね

目を塞いだ

目を塞いだんだ

ただそこに居てほしかっただけ

変わりはしないな

砂は坦々と

君が残した

痕を隠した

抉った 剥がした

治らないように

足掻いた 転んだ

僕を笑ってよ

遠ざかった

影は段々と

砂になって

崩れていくんだ

拾った すくった

零れて落ちた

欠けた 溶けた

忘れたくないのにな

ああ 何も知らない僕だ

笑ってお愛想でもいいの今夜

ああ 籠の中の鳥は

逃がした 夜の中飛んだ

冷めたカンテラ

夜が埋まらないの

君の所為でないものねだりだ

海は遠く

海は遠くって

もうすぐ触れそうだったけど

渇く夜にも

花が咲いたんだ

君はきっと見たことないだろうね

目を塞いだ

目を塞いだんだ

ただそこに居てほしくってさ

冷めて感傷

胸が埋まらないの

君の所為でないものねだりだ

海は遠く

海は遠くって

もうすぐ触れそうだったけど

白々冷えた

花が咲いたんだ

甘い匂いが似ても似つかなくて

まだ消えない

まだ消えないで

ただそこに居てほしかっただけだ

「おやすみ」

  • 作詞

    小宵

  • 作曲

    貝と蜃気楼

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アーティスト情報

  • 貝と蜃気楼

    耳を劈く轟音に物語性の高いリリックを乗せて鳴らすオルタナティヴ・ヘヴィ・ロックバンド。そのサウンドはスラッジコア、ブラックメタル、ハードコアパンク、シューゲイザー、USインディーなど様々な音が渾然一体となった唯一無二のものだ。メンバーは、小宵(Vo)、KYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶ(Gt)、ヨシキ(Gt)、MiNT(Ba)、634(Drs)の5人組。その内、小宵とKYOTOU O-EⒶST SHIBUYⒶの2名がVtuberという異色の構成だ。2022年4月に1st EP『人魚の骨』、同年10月に1st Album『七日目の街』をリリースし、また2022年5月にはおやすみホログラム主催のライブ「打奏驚蛇」に出演、同年12月にはレコ発ライブ「七日目のパレード」を主催するなど、ステージパフォーマンスにも力を入れており、破壊的な演奏が評価されている。最近ではASIAN KUNG-FU GENERATIONの後藤正文がホストのpodcast AVMTのVOL.36にて1st Album 所収「安息日」が週のプレイリストに選曲されるなど、その存在感はあらゆる音楽シーンにおいて日々いや増しつつあり、今後も決して目が離せない。

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