Lyric

嵐は過ぎた

遠く高い鳥影は

北へ往くだろう

真昼の陽が翳った

溶けないよう

見つめていてよ

憧憬よ

白日と雨のあいだ

引いた線が滲んだ

見忘れた

風が吹いて鳴らした

身体は朽ちさらせど

太陽は手の中

変わらないの

君だけが 例え

荒野の真ん中

雨の街の中

夢を見てひかりを集めて

夜を追いかけよう

嵐は過ぎた

遠く高い鳥影は

北へ往くだろう

赤く焦げついたまま

消えないでしょう

変わらないの

君だけが 例え

荒野の真ん中

雨の街の中

幾千の銀河の向こうで

君に出会いたい