4/4のジャケット写真

歌詞

月下の食卓

帯盛かれん

かき上げた藤の蔦

今日もごまめのもぐらと水遊び

石に釘 糠に雨

前カゴには河童の水死体

口笛はひふみうた

返し忘れたまんまの猫の手で

柏手叩けばにゃんとまあ

はじからはじまで

ごきげんさん

花咲くを待つ花火は

まだ空さえ知らない未熟者

覗き穴をみて「おれはそっから産まれた」

またホラ吹く男の独壇場

聞かぬが仏も今宵の裾で

李徴と言うあの虎になり

おれの威を借るモノもなし

あゝ毎日毎日ご苦労さん

仰いだはずの月へ

今は 手を着き 吠えたて 爪をたて

禿げた裏山の肌

今日もごまめのもぐらが歌ってる

噛みついたその牙は膿んで

いつかはお前を殺すだろう

角が落ちれば人は立つ

丸みをおまえを守るもの

汗を 流し

明日を 歌えば

デクも柱も

腹は 減るもの

囲めや囲め

月下の小さな机

七草の白粥は

齢50を過ぎれば

美味いと気づくだろう

  • 作詞者

    目下奴言水

  • 作曲者

    目下奴言水

  • プロデューサー

    目下奴言水

  • ギター

    帯盛かれん

  • ボーカル

    帯盛かれん

4/4のジャケット写真

帯盛かれん の“月下の食卓”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

"