

朝焼けの波打ち際
まだ名前のない色が揺れる
言いかけた言葉は
砂の中で冷えていった
遠くを行く船の音
胸の奥と同じ速さで
何かが離れていくのを
ただ見ていた
触れたはずの温度だけ
指の隙間 すり抜ける
さよならも言わずに
海はすべて攫っていく
君の影 光の粒になって
水面でほどけた
戻れないことだけが
やさしくここに残る
静かな波の呼吸に
僕は溶けていく
濡れたスニーカーのまま
思い出を踏まないように歩く
振り向けば消えそうで
前だけ見ていた
空と海の境目が
曖昧になるその瞬間
君のいない未来が
音もなく決まった
握りしめた掌に
形のない青が滲む
さよならの代わりに
風が髪を揺らしてる
君の声 泡のように浮かび
すぐ消えていく
悲しみと呼ぶには
あまりに透明で
静かな波の呼吸に
僕はほどけていく
引いていく波のあと
足跡だけが遅れて消えた
- 作詞者
rew
- 作曲者
rew
- プロデューサー
rew
- ボーカル
rew

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波の記憶
rew
アーティスト情報
rew
rew re:re:world 世界を、もう一度。その先を、もう一度。 rewは、**「re:re:world」**から生まれたアーティスト。 一度終わった世界を、もう一度。 そして、そこから生まれた世界を、さらにもう一度。 夜の街、海、光、雨、孤独、青春。 日常の中に残された一瞬の景色と、名前のない感情を拾い上げ、 ロック、シューゲイザー、Lo-fi、エレクトロニックなどを横断する音楽へと変えていく。 記憶の続きを鳴らす。 忘れられない夜。 戻れない時間。 言葉にできなかった感情。 過去をそのまま取り戻すのではなく、 もう一度見つめ、もう一度壊し、 新しい景色として描き直す。 夜に溶ける、透明な音。 名前のない感情に、音を。 rewが描くのは、過去に戻るための音楽ではない。 一度目の世界を越えて、 二度目の世界へ。 rew — re:re:world
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